産後に旦那がムカつく!嫌になったりイライラする時の対処法は?

待望の赤ちゃんが生まれて、やっと落ち着くかと思われた頃、お母さんは思わぬ“伏兵”が家の中にいることにきづきます。

旦那です。

妊娠~出産~授乳と子供を授かったことを体感し、命がけでその存在に挑んでいる母と比べて、その変化をあまり重要視できないままに傍観してそこにいる父親=夫の存在に、妻は本気でムカついています。

 

ちょっと想像したり、ちょっと思いやったりするだけで、その負の感情は霧散するはずなのに、気づかないままにその後長い間尾を引いてしまうケースも、実は少なくありません。

 

産後にされたことは一生尾を引く、というくらい根深いストレスに繋がります

 

 

産後に旦那がムカつく!エピソードは?

 

↑ ああ、それだ、想像力の無さ。それと、思いやりの無さ。言わなきゃわからない、言ってもわからない。そのうちに諦められて、呆れられるのだということに、男性たちはもう少し危機感を持った方が良い、と思うのですが。

 

 

↑ 女性は、妊娠してから出産、子供が2~3歳までの間にやっと身体が回復してくるわけで、そのホルモンバランスなどは自分ではなかなか上手くコントロールできない場合があります。

 

スキンケアも滞り、オシャレもできない…自分が気にしているところで容姿についてあれこれ言われたら一生残る棘になります。妻にキレイでいてもらいたければお前がそれだけの時間を作れ、と旦那には言いたい。

 

 

↑ 赤ちゃんという不確定要素がいて、お母さんは睡眠ままならない状態でフラフラになっているのに、目の前でただ普通に寝ていられてもムカつきます。

 

 

↑ 本能なんですって。どっちにとっても理不尽

 

 

妻が産後に身体の内側や、体力の回復もままならず、少しでも長く眠りたいと考えている間に、

 

目の前でぐーすか寝ていられたらやっぱりムカつきます

「代わりに〇〇するからゆっくり寝なよ」

と言ってもらえたらその“思いやり”に「一生ついていくぜ!」と考えると思うんですが…。

 

勿論、一過性でなく、常にそういう視点は必要です。

 

 

↑ 育児を全く他人事と考えているところで、この旦那さんには未来がない。誰の子供だ?

 

 

↑ はい。どちらかが主流でどちらかが手伝うものではなく、育児は手伝うものではなく二人で担うものです。女性の意識が進んでいる半面、男性のそれは半世紀遅れてるかもしれませんね。

 

 

↑ 家事やってやった、的なドヤ顔する人いますけど、その殆どが完璧からほど遠くて余計な手間を増やしています。度重なると頼まれなくなりますが、それは呆れ、諦められているだけですから。

 

 

↑ 女性は、妊娠して出産するプロセスを経て母親になるけれど、男性が「父親になる」には本人がよほど意識を持たないとクリアできないことが多いのに、その必要を感じない人がまだまだ沢山いて、女性との意識のギャップが広がるばかり…。

 

なぜ産後に旦那がムカつく?原因は?

 

専業でも、共働きでも、女性が妊娠~出産するときの負担は相当なものです。

 

見た目の変化だけでなく、

身体の内側で子宮を元に戻し、ホルモンバランスの安定を図れるようになるまでに、一定の時間と休養が必要なのだ

ということを理解していない男性が多すぎます

 

自分が体感できないことへの想像の欠如っぷりに、妻が絶望していることを、もう少し深刻に考えた方が良いと思います…。

 

産後の妻は、怠けているわけではありません。

 

思うようにならない自分の身体を回復させながらも、子供の“生命”に懸命に向き合っています。

 

女性の意識は社会進出に伴ってバブル期以降で激変しています。

 

子供に対する責任も育児の手間も対等であるはず、あるべき、と思っているのに、男性側はいつまでたっても家事育児は女性主体で当たり前、という考えから抜け出せていません。

 

その意識のギャップから、すり合わせできるようになるまで、妻=母の苛立ちとムカつきは終わらず、そのうちに諦められてしまうのです。

 

 

産後に旦那がムカつく!嫌になったりイライラする時の対処法は?

妻は目の前の赤ちゃんのことだけで精一杯なのに、旦那はあまりにも戦力にならず逆に足を引っ張られる事態が続くと、イライラ、ムカつきから信頼性の瓦解にもつながります。

 

産後メンタルはホルモンの乱れからあれこれ不安定になりがちで、旦那のやることなすこと全てが嫌になる、という人もいるほどです。

 

産後クライシスという言葉があるほど、実はこの時期の女性は誰もが危機的状況にあるのだということを、旦那側にもきちんと伝えておかなければなりません。

 

アンガーマネジメントを経験した女性でも、その期間は「自分の中に鬼が棲んでいた」と述懐するほど、厳しい状況に陥る可能性があるのです。

 

それでも、この厳しい日々を乗り越えて子供を育てていかなければならない時。

まず、短期的には、その瞬間に深呼吸をしてみましょう。

 

イラっとしたり、ムカついたり、ダメだ!と絶望しそうな時。

 

全てのことを放置して、好きなお茶を一杯淹れて飲むだけでも気持ちは切り替えられます。

 

台所の洗い物を一晩位放置しても死にません

 

睡眠時間を確保した方が建設的です。

 

家事が回らないなら旦那の負担を増やす…それが難しいなら便利な家電を導入して妻の負荷を減らすくらいのことをしていくべきです。

 

長い目で見れば、食洗器やドラム式の洗濯乾燥機、掃除ロボットなどで救われることは沢山ありますよ。

 

さらに、旦那が原因でトラブった時も、脊髄反射のスピードで相手を責めたとしても、お互いに感情を拗らせるだけで、建設的な解決が望めることは殆どありません。

 

一瞬まず言葉を呑み込んで周りを見回すだけで、より適切な対応方法がみつかることもあります。

 

長期的には、そのつらさやしんどさは共有してもらえるように、情報を共有しておくこと、そして具体的に家事育児のスキルアップを促して旦那を教育していくことがポイントです。

 

旦那側に求めるのは、共感と思いやり、そして家族としての責任感ですね。

 

もし、何も言われなくなったとしたら、旦那さんは家族として見限られかけているのだと危機感を持ちましょう。

 

産後にあったことは、良くも悪くも忘れません。女性は、そういう生き物なのです。

 

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