好きな人なのにムカつくのには理由はある?原因や考え方など対処法は?

恋すると、人は幸せな気持ちになります。

とある映画の中で、恋とは___誰かを好きになって「成就すれば、天にものぼる気持ちになる」ほどの高ぶる感情であるという表現があります。

それほど大好きになれる相手に巡り合えるというのは大変な幸運なのです。

しかし、首尾よくお付き合いできるようになると、その関係性は少しずつ変化してきます。そしてある時…きっと戸惑うことでしょう。「好きなのに、なんで自分はムカついているんだろう…?」

好きな人なのにムカつく!

 

 

恋人配偶者好きな人一緒にいるのにムカついたりイラついたりすると不安になったり、自信をなくして凹んだり…そういう感情に悩むようになるのは、実は自然なことなのです

むしろ、真面目な人ほど自分を押さえて我慢したり、そのムカつき、イラつきを解消できずに振り回され、相手と深刻なケンカに発展することもあります。

実は、それはきっちりと物事を考える真面目な人にとても多い傾向なのです。

適度にいい加減なひとは「そういうこともあるよねー」と力を抜くこともできますが、

 

一つひとつをきちんと解決していかなければ気が済まない、

 

というタイプには、自分の中で余計な葛藤が生まれてしまい、いらぬトラブルを引き起こしてしまうことにもなりかねません。

 

好きな人なのにムカつくのには理由がある?原因は?

 

 

恋をしているのに、なぜ相手にムカついてしまうのか。心の中にある漠然としたムカつきだとしても、そこには様々な理由があります。

たとえば、小さな事ならLINEの既読無視やレスしてくれないこと。約束していたデートのキャンセル

期待していたほど構ってくれない、というもどかしさです。

 

そして、この“期待”という感情が曲者です。

 

好きな相手に対して「○○な人」だろうと妄想豊かに考えると、人はどんどん自分の都合の良い方向に物事を考えるようになります

例えば経済力や、時間を自分のためにつかってくれるだろうという思い込み。

勝手に楽しみにしてその通りにならないとムカつく、という…冷静になれば自分の中にある理不尽さに、自分が振り回されてしまった結果、なのかもしれません。

考え方など対処法はあるの?

 

 

自分も、相手も、完璧ではありません。どちらも、自分のことが大切で、エゴがあります。

相手の感情や行動が、自分の意に沿うものではないことも十分にあり得るのです。

恋愛が始まった時には見えなかったそういう部分が、お付き合いの安定期に入ると“気に入らない”ところ、“嫌な部分”としてだんだん見えてきて、

 

それが期待していたものと違った時に、勝手にムカついて、イラついて、絶望してしまうのです。

その次には「好きなのにムカついている」自分が許せない、ということも。まずは、そういう感情を持つ自分を許容できるように心を緩めてみましょう。

自分だけが、そういうときに「ムカつく」のだと思うと、それは劣等感や孤独につながります。

 

だれにでもそんな感情はあるものなのだと、自分の気持ちを肯定してみるのも大切です。

 

“ヤバい”と思う瞬間があれば、大きく深呼吸して胸に一杯空気を吸い込んでみましょう。

脳に酸素が供給されれば、軽い負の感情なら、それだけで解消する可能性もあります。

次に、何に対して、どうしてムカついているのか、ということを整理してみましょう。

 

相手がしたことに対するイラだちなのか。
相手がしてくれなかったことに対するムカつきなのか。

 

少しずつ紐解いていくと、自分の気持ちの在りようも見えてきます

まず。

自分の方が相手に過剰に入れ込むと、それだけ相手に対する“期待”がより一層大きくなります。
少し引いて、そのムカつきの正体を見極めてみましょう。

 

その感情は自分の中で何かが空回りしている結果ではありませんか?

それは…実は、相手にとっては“知らない”ことで、“気づき得ない“ことでもあるのです。

 

ただ、“察して欲しい”と期待するのは、あなたのエゴでしかありません。

そうした自分自身の感情の暴走が、恐らくは“ムカつき”の正体なのです。

 

好きな人だからこそ___自分のことを大切にしてほしいなら、相手のことを大切に思いやっていきましょう。

 

そういう気持ちを素直に話して伝えていくことで、関係性は次の段階へと発展していくはずですよ。

 

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