ひとつの職場で長く働いていると…
みなさんは、イライラしたり、ストレスが溜まってムカついて涙が出てしまう事ってありませんか?
今現在、お仕事が在宅勤務になったり、家にいる時間が長くなると、イライラしてしまう事が多いかもしれません。
そこで今回は、イライラした時などに、涙が出てしまう理由や、発散方法などをご紹介したいと思います。
イライラしたりムカついて泣けてくるという人がいる
イライラすると、物に当たりたくなったりするという人は多いかもしれませんが、中には、イライラして泣けてきてしまうという方もいます。
悲しいわけではないのに、涙が出てしまうという現象は、多くの人が経験しているようです。
全然問題解けなくて
イライラして
2摘ほど
涙を流してしまった。
なんちゅー涙脆いんでしょう。#イライラすると涙出る人— かとみか(加藤美佳) (@mika_y1207) January 16, 2017
PMSかなんか知らないけどイライラしすぎて発狂してしまうし涙でそう〜〜なんでこんなにストレス溜まるの〜〜乳製品は良くないと言われてるけど飲まない方がイライラすると思うからココアがぶ飲みしてやる🤗 #ツイッターをイライラのはけ口にするやつ
— ちゅじょえもん👋 (@kyonnununu) September 7, 2016
なぜ涙が出るのか?
よく、「情緒不安定」という言葉を耳にすると思いますが、イライラしたり、ムカついた時に、悲しいわけではないのに急に涙が出る時というのは、情緒不安定なっている状態といえます。
私たち人間には、様々な感情があって、悲しい時の涙は正常な感情の表れです。
しかし、悲しいわけでは無い時に、涙がでるという場合は、原因を探った方が良いでしょう。
では、なぜイライラしたり、ムカついた時に涙がでるのか…。私たちの脳は、精神的な痛みも、肉体的な痛みも区別がつかないと言われています。
悲しい時というのは、精神的な痛みを感じている時で、その痛みを回避するための防衛機能として、涙が出ると言われています。
イライラしたり、ムカついた時の感情は、攻撃性が高まり脳が危険を察知しやすい感情です。
その結果、脳的には痛みを感じており、それを回避しようとして、サインとして涙を流すのです。
試してみて欲しいことはこちら
さて、涙が出てしまう原因は分かりましたが、社会の中で生きている私たちは、その時々の感情のまま涙を流すのは、難しいですよね。
そこで、ここでは、イライラしたり、ムカついた時にオススメの対処法や、発散方法などをご紹介したいと思います。
・紙に書き出してみる
手軽に出来て、家にあるものですぐに出来る方法としてオススメなのが、紙に書き出してみることです。
この方法は、「エクスプレッシブ・ライティング」というもので、自分の中の感情を客観的に見ることが出来、1日8分やるだけで効果があるという報告もあります。
最初はイライラしながら書いている為、字も乱暴で、読みづらい事が多いですが、書いているうちに感情が落ち着き、次第に自分の感情と向き合えるようになってきます。
書き出すだけでも効果はありますが、書いてからしばらく経ってから見返す事で、自分の感情のクセなども把握することが出来ます。
・アンガーマネジメントを活用する
アンガーマネジメントとは、アメリカで誕生した「怒りを管理する」という考え方です。
怒りの感情が出た時に、その感情とうまく付き合い、コントロール出来るようになるためのものとして、活用されています。
アンガーマネジメントでは、まず自身の怒りが起こるポイント、クセを知ることから始まります。
怒りをコントロールするには、自分がどんな事で怒りやすいのかを把握することが大切です。アンガーマネジメントのチェックポイントとしては、以下の項目があります。
・自分がどんな状況で怒る事が多いか?
・起った時に、どういう行動をとっているか?
・その行動が、どういう結果をもたらすか?
まずは、このようなポイントを、自分のアンガーポイントとして把握しておきましょう。
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【アンガーマネジメント】怒りの原因や対処法!鎮める方法や気持ちをそらす
次に、怒り方のコツについてです。
・具体的なリクエストを伝える
・態度に気をつける
・怒る時はNGワードを言わない
怒りというのは、相手に対して何かしらの要求がある時に起こることが多い感情です。その時の怒りだけにとらわれず、何を要求したいのかを明確にしましょう。
では最後に、アンガーマネジメントの3ステップをご紹介したいと思います。
・怒ってしまったら6秒待つ
研究によると、人間の怒りの感情は6秒間がピークと言われています。
つまり、怒りの感情が起こってから、6秒間をやり過ごすことが出来れば、ピークは過ぎ落ち着きを取り戻せるのです。
・「べき」ではなく「許せるか」で考える
私たちは、自分の中にある「べき」という価値観が裏切られた時に、怒りを感じます。「べき」という基準が厳しければ厳しいほど、怒りの沸点は低くなります。
「べき」よりも、「このくらいなら許せるかな」という基準でいると、許せる許容範囲がぐっと広がります。
・自分で変えられることにだけ注力する
何か指摘されたり、過去のことで感情が動いた時、変えられることと変えられないことの区別がついていないと、イライラする頻度は多くなります。
・瞑想
瞑想なんていうのもありかもです!呼吸をひたすら数える、雑念が浮かんだらまた呼吸に意識を、、、
10年後くらいには、たいしたことじゃなかったなと思えることも多いでしょう。辛いことに支配されることは時間の無駄です。
忘れたり気にしないようにしていく努力も大切でしょうね。
まとめ
さて、イライラしたり、ムカついた時に涙が出る理由や、怒りをコントロールできる試して欲しい事などをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
怒りは感情の中でも、なかなかコントロールするのが難しいものですよね。仕事中だけでなく、プライベートでも、ふとした瞬間に怒りは襲ってきます。
今回ご紹介した方法を、日常生活の中に取り入れて、うまく自分の怒りの感情と向き合ってみてくださいね!
参考サイト
URL
https://snabi.jp/article/97
https://toyokeizai.net/articles/-/224866
https://mainichi.doda.jp/article/2018/10/01/276.html