後輩や年下の上司がムカつくが原因は?対処法やストレスの解消法は?

ひとつの職場で長く働いていると、様々な人間関係が作られていきます。

 

先輩であったり、上司であったり、新しく入ってきた後輩であったり、同じ時期に入社した同期であったり・・・。

 

それぞれ立場の違う人間同士が、同じ「職場」という環境の元働くという事は、どうしても個人の思うようにはならない事があります。

 

仕事ぶりだったり、話し方だったり、仕事の進め方だったり・・・。

 

私だったら「あぁはしないのには」と思う事は、誰でも大なり小なりあると思います。

 

今回は、もし後輩が自分より立場が上の上司になった場合について考えてみます。

 

 

後輩や年下の上司がムカつく原因は?

 

 

ではまず職場の環境から整理してみましょう。

 

自分はある職場で働いて5年ほどの社員です。そこに2年ほど遅れて入ってきた後輩がいます。

 

2年先輩である自分は、後輩の「教育係」として色々と仕事を教えていました。

 

しかし、後輩は要領がよく、上司にも気に入られ気づけば自分よりも立場が上となっていました。

 

この場合、素直に「仕事をよく頑張ってるから、すごい仕事を任されるまでになってすごいね♪」

 

と、素直に喜べる場合と、「どうしてあんな風に変ってしまったの!?」と、内心よく思わずモヤモヤムカムカ・・・。

 

「よかったね。すごいね♪」とは決して喜べない場合がありませんか?

 

その違いはどこにあるのでしょうか!?

・後輩の言葉遣い

・後輩の態度

・後輩の人柄

大きくわけると、この3つに原因があると思います。

 

もし、後輩が自分よりも出世した場合でも、入社した時と変わらず同じ態度で自分と接していたら決してムカつくことはないと思います。

 

なぜなら、後輩の心の中には「先輩は入社した時にお世話になった恩人」という気持ちを持ち続けているからです。

 

しかし、後輩が自分より出世したとたん、言葉遣いや、態度が変わったらどうでしょう・・・!?

 

誰だって内心よい気持ちとは言えません!!では、なぜ後輩は「上司」という立場になったとたんに言葉遣いや、態度が変わったのでしょうか!?

 

それは、彼にとって先輩が必要のない存在となり、上司である自分の指示にただ従うだけの人間としか映っていないのです。

 

後輩は大きな勘違いを始めているのです。「周りの人に助けられなくても自分は実力があり、1人でやっていけるんだ」と。

 

はたから見ていると、それは大きな、大きすぎる!!勘違いにしかなりません。

 

先輩が仕事を手取り足取り、教えてくれたので今の立場へ上がることができた。決して後輩1人の力で上がってきたわけではないのです。

 

後輩自身が、大きな勘違いから先輩である自分に「態度・言葉遣い」まで上司=先輩気取りで接し始めるのです。

 

これでは、2年先に入社し、自分がその2年間で培った知識を教えた自分が、バカだったと思う事さえあるかもしれません。

 

しかし、それはたまたま「猫をかぶっていた」偽物の後輩が、上司になってしまった。本当の後輩は、今自分の上司である後輩なんだ。

 

ということを自分にしっかりと認識させることが必要です。

 

後輩は、仕事ができるようになり、立場があがっていき突然「態度が悪くなった」わけではないのです。

 

もともとの後輩の人間性が「態度の悪い人」であっただけなのです。

 

もし、根本的に人間性がしっかりしている人であれば、分別ある言動をします。

 

先輩がいつの間にか、自分の部下になったとしても分別ある人であれば、人を不快にさせるような態度では接してこないはずです。

 

対処法やストレスの解消法は?

 

では、もし自分がそんな後輩と一緒に日々働くこととなったら、どのように対処すればよいのでしょうか!?

 

1、直接本人に言動が気になったことを伝える

 

もし、可能であれば直接本人に、

 

自分の思いをオブラートに包んででも伝える。

 

自分の思いを伝えるだけでもスッキリするものです。ですが、簡単ではありません。

 

すべての思いをぶつけて、アドバイスなり、提言なりできるといいのですが、前の項目であげたような「元々態度の悪い人間」である場合

 

これは、言うだけ時間と気力のむだ使いになるだけです。もし、そのアドバイスで態度を改めるような人ならば

 

とっくに気づいて改めているはずです。

 

同じ意見を持つ者を見つける

 

あなたが「あの後輩態度悪くなったなぁ」と思っているのであれば、他にも多数同じ思いを心の中に閉じ込めている人がいるはずです。

 

そして、ふとした拍子に「○○(後輩)って態度悪くなったな」と、ぽつりと漏らしたら、きっと次々と職場内で同じ意見が聞かれるようになります。

 

一人だったら、愚痴を言って終わりですが、何人もいたら心強いですね。

 

そして、相手に伝えることができれば。

 

人は、他人の姿は見えても、自分の姿は仕事中鏡に映してみるわけにはいかないですから。

 

さらに上の上司に相談する

 

最初の話しに戻ります。

 

後輩が職場へ来た頃は、2年先輩であるあなたに「仕事を教えることを任せられる」と上司が判断して

 

あなたを後輩の教育係にしたのです。ということは、あなたは少なからず後輩よりも「上司」の信頼が厚い人物であることは間違いありません。

 

もし、その上司が話しを聞くよい耳をもっている人ならば、その上司にそれとなく話してみるのが最善の策かもしれません。

 

社員の実力を見抜く力がある上司であれば、後輩の実力がうわっぺらだけだとすでに気づいているかもしれません。

 

アンガーマネジメントを身につける

 

これは問題が自分の中にある場合になりますが、怒りの原因は本当に小さなことだったりすることもあります。

 

相手にわざわざ言うほどではないど、何かムカつく。

 

自分が損した気持ちになってしまった。相手に言えないけど、やっぱり頭にくる。

 

職場から離れ、自分自身で行うこととなりますが、ムカつく状況=怒りのある状態を

 

自分でコントロールしていくことで、怒りによって生じる「ストレス」を最小限にする方法です。

 

はじめは難しいかもしれませんが、普段から心がけることでよりストレスが軽減されていくはずです。

 

アンガーマネジメントなど

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【アンガーマネジメント】怒りの原因や対処法!鎮める方法や言葉20選は?

 

以前にもこちらのサイトで扱っている「アンガーマネジメント」

 

アンガー=怒り

マネジメント=管理

 

ムカつく気持ち=怒りの気持ちを自分自身で管理・コントロールをするのです。

 

人は「怒り」を心の中に抱いたときに「衝動的な行動」をとってしまいがちです。

 

そこで、この怒りを管理・コントロールすることで、衝動的な行動を抑えつつ、問題解決へと円滑に導くのです。

 

アンガーマネジメントはただ今そこにある「怒り」をおさめるだけではありません。自分に今ある「怒り」を客観視し、人間関係を良好に保つ鍵ともなります。

 

職場で後輩や、年下の上司にムカつくことがあったとしても、このアンガーマネジメントを心がけていれば「以心伝心」ではないですが

 

自分自身に降りかかるストレスは最低限にとどめられ、人間関係もよりスムーズになるのです。

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