前回書かせていただいた「子供の友達がムカつく時どうする?エピソードなど体験談と対処法はある?」

を読んでいかがでしたか?

結構「あるある」が多かったのではないでしょうか!?

今回は、前回紹介しきれなかった体験談を第2弾としてご紹介します。

子供の友達がムカついた時の体験談とどうしたか

女性・40代・ちゃまこさんの場合

近所の子にムカつきました

近所に住む娘の同級生は、何かと娘に文句を言ってきてムカつきます

ご両親からとても可愛がられているようで、自分の思うようならないと反発がひどいのです。

自分は正しい。そして可愛い。自分が誘拐されたり、カラスに攻撃されては困ると、嫌がる娘をボディーガード扱いしながら通学していたこともあります。

このことを知り、我が家では登下校の時間をずらすことを考え、朝は夫が車で途中まで送り、帰りは他の子と下校させたり、用事があるからと一人で下校させたりしました。

しばらくは「私も一緒に帰る」と、しつこくされましたが、自分一人で帰るよう親御さんに言われたのか、一人で下校することも増えました。

今はまた一緒に通学するようになりましたが、なるべく二人きりにならないよう娘に話しています。

親御さんに話すことを考えた時もありましたが、娘さんに性格がそっくりなので面倒です。とにかく近付かない。また、困ったことは学校に相談することにしています。

この場合の対処法

この場合の対処法は、直接何かをしたわけではありません。

しかし、学校に関する「ムカつく」ことは学校で対処する方法が一番正しいのかもしれません。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

今回の場合は、親御さんには話しをしていないようですし、家族内で解決したということで

アンガーマネジメントの発動はなかったようですね。

女性・30代・まめのきさんの場合

陰湿な子

年少の時からお互いの家も行き来するような、仲の女の子のお友達(Aちゃん)で陰湿な子がいました。

ずっとわがままな子だなと思っていましたが、年中になったある時、子供同士が些細な口げんかをしました。

その時はお互いごめんねをして帰宅したのですが、翌日、翌々日になってもAちゃんはケンカのことを根に持っているようで、

息子を無視したり、それまで息子としか家の行き来をしていなかったのに、急に息子を除け者にして女の子を自分の家に呼んだりするようになりました。

Aちゃんはそれまで女の子達と遊べず、息子とばかり遊ぶ子だったので驚きました。

それと同時に女特有の陰湿な性格の子なんだなと気づきました。息子への当てつけとして他の子を家に呼んでいることが目に見えてわかったからです。

もともとジャイアンのような子で、親もきちんと叱れないタイプだったので、それからは距離を置こうと思いうちで遊ぶのはやめ、Aちゃん宅に行くのもやめました。

○○くんちに行きたいと言われても、用があるからなど適当にあしらっているうちに行きたいとは言わなくなりました。今では園内でのみ遊ぶ程度の仲になったのでよかったです。

この場合の対処法

この場合は、男の子と女の子特有の性格がはっきりとでたようですね。

しかし、粘り強く断ることで、女の子もあきらめたようで良かったです。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

こういったケースはたくさんあると思いますが、ついつい「大人が口をはさみ」が血になってしまいます。

子供同士で解決したならば、こうして「あしらう」くらいのゆとりを持てるといいですね。

あかり 30代さんの場合

冷蔵庫を開ける友達

小学6年の長男の息子は,社交的で我が家にたくさん友達を連れてきて,楽しく遊んでいます。

それは親としては安心なのですが,中に一人,勝手にプライベートな部屋に入ってきたり,冷蔵庫を開けたりする男の子がいました

最初はやんわり注意していましたが,何回も言ってもやめないのではっきり伝えました。たぶんおうちでもそういうしつけをされていないような感じでした。

お母さんに会ったらお話ししたほうがいいかなと思っていても,働いているようであまり接点がありません。

他のお母さんたちに聞いても,顔も知らないということでした。遊びに来ると,冷蔵庫は空けないものの,自分の話を聞いてほしいようで私のところに来るようになりました。

なんてことはない話をしてくるので,我が子とおなじように話しを聞いてあげました。

今思うと,さみしかったのかなあと思います。中学に上がってからもお話しをするようになり楽しみです。

この場合の対処法

この場合は、何度か優しく注意して、最後にしっかりと伝えたことで、本人にも伝わったようですね。

そして、新たにこのお友達の家庭の問題があったようで、お友達の心のよりどころがお友達のママとなったようで、結果的には良かったのかもしれません。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

この場合は、「やってはいけないこと」だと、はっきり認識していなかったか

逆に大人にかまってほしくてやっていた可能性があります。子供からの伝え方は間違った方法でしたが

大人がうまく受け止めることができたのではないでしょうか。

女性・30代・むぎさんの場合


一喝しました

習い事が同じお友達で、習い事の準備をするのに用具を運ばないといけないのですが、その子が準備をしてくれなかったので

「みんな準備してるからA君もしようか。」と声をかけると「そんな大人数で行ってもすることないやろ」と言われました。

言葉遣いもですが、横柄な態度にカチンときてしまい、「みんな準備してるでしょう!!率先してやってから言いなさい!!」と一喝しました。

普段は怒ることはなかったのでその子もビックリしたようで、そそくさと準備をしてくれました。

その後、私も言い過ぎたと思いその子のお母さんに「準備をしてくれなくて怒ってしまいました。」と報告をして、

その子にも「大きな声出して怒ってごめんね。でも、これからは率先して準備できるようになろうね。」と言って和解しました。

怒った後のフォローも(なぜ怒られたのか、その子にどうしてほしいのかということ等)必要だと思うので、時間を少しおいてその子と話をしました

この場合の対処法

この場合は、本人に直接他人が一喝していますが、普段しないことで、「重要なこと」と気づき

男の子もしっかり動けたようですね。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

一喝しっぱなし。ということはなく、しっかり親御さんへの出来事の報告。

お互い時間をおいてから、どうしてこうなったかの経緯の説明で、納得できたということで

うまくアンガーマネジメントを活用できたのではないでしょうか。

きたのかさんの場合


わがまま?

その子は、はじめ会った頃は内気で静かで、育ちの良い子だなと感じていました

しかし、いつも仏頂面で遊んでいても楽しそうな表情が少なく、心配なときもありましたが、この子の性格だろうと思い、付き合っていました。

ある時、いつものように遊んでいると、ささいなことで怒りだし、その後に大号泣してしまったのです。

仕方ないかなと思っていたのですが、延々と泣き続けるので、正直困りました。こんなことが毎回あり、少しイライラしてくる自分に子どもだから仕方ない

この子を育てているのは私ではなく、ママ(その子の親)だから我慢我慢!と言い聞かせていましたが、あまりにも泣くのでどうしていいものか対応に困りました。

声をかけてもなだめても気をそらそうとしても、何をやってもまるっきり駄目でした。ママが、週末は疲れやストレスがたまるみたいで。

と言っていたので、この子と遊ぶときはなるべく機嫌を損ねないように、嬉しくなるような言葉掛けをして接するようにしました。すると、段々と泣かずに遊べるようになりました。

この場合の対処法

この場合、相当大人の方が我慢をし、この方のお子さんも我慢されたと思います。

我慢のままで済まさず、原因を母親に聞いて対処したようですね。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

子供はストレスがたまらない。と思ったら大間違いです。学校、習い事、塾、友達関係・・・。

大人の知らないところで本当にストレスばかりにさらされています。この場合、ストレスの解消が「思いっきり泣く」という方法だったのかもしれません。

でも、周りの大人がその子のストレスが和らぐような言葉がけをしたことで、うまく子供も感情をコントロールできたのですね。

女性40代snow4824さんの場合


夏休みでの出来事。

保育園の頃から息子と仲良くしていた女の子の事です。

夏休みにしょっちゅううちに遊びにくるようになり、友達がその子しかいない息子のために。と、私も快く迎えて息子と遊んでもらっていました。

猛暑なので外で長時間遊ぶのも厳しいので、うちで私と3人でかくれんぼ、3人でお菓子作り、ついでにうちの夕食作りのお手伝いまで(笑)

2人とも好きな事が似ているので、ほほえましく見守っていました。お盆が過ぎたころ、急用で私が初めて2人にお留守番させて外出した日の事でした。

帰宅したら、出刃庖丁とまな板、フルーツの残飯がリビングに放置。息子のロフトベッドから飛び降りたらしく、天井の照明が落ちてほこりだらけ

息子はタブレットを持っていますが、検索機能が使えないのに、息子の暗唱番号を盗みみたらしく、息子のタブレットに検索履歴のあとがありました。

息子は、その女の子が貸してって言われたから貸したけど何をしたかはわかっていないようでした。

家庭での指導の範囲を超えている。と判断し、その女の子のお母さんに連絡をしました。

私も、その女の子のお母さんも、その場に居合わせたわけではないので、感情的にならず事実だけを報告しました。

その子のお母さんもびっくりして、私に謝っていました。ですがその直後、女の子本人から私に電話がかかってきて、息子ではなく私に誤りたいと。

泣きながら言い訳をしていましたが、大人にはすぐに見破れる浅はかな言い訳でした。

女の子の言い分を息子に伝えたところ、違う!○○ちゃんがウソをついて自分のせいにしている。酷い!で、この事がきっかけで息子は2学期から学校に行かなくなりました

理由は、その子に会いたくないから。友達がその女の子一人だけだっただけに、言い訳して自分のせいにされた事がショックだったようです。

不登校になってしまったので、学校から電話がかかってくるようになりました。上記のようないきさつがありました。と報告しました。

人の家の冷蔵庫を無断で開けて料理したり、他人のタブレットの暗唱番号を盗みみて勝手に使うのは、学校の役付からの生活指導のレベルに達する

ということで、2学期に急遽、学年集会でその女の子な名前を伏せて指導が入り、担任と教務主任がその女の子とお母さんに直接指導が入ったとの事でした。

その後、息子の不登校は続き11月に誕生日を迎えました。その女の子とも夏休みの一件以来、音信不通。

ですが、息子の誕生日の日、昼休みに教室の黒板いっぱいに誕生日おめでとう!!と書いたそうです。

つられて他の子も書き、黒板がお祝いのメッセージでいっぱいになり、担任が写真を撮ってうちに届けてくれました。

息子も喜んでいましたが、学校には行けませんでした。でも、クリスマスプレゼントや年賀状のやり取りが続き、うちが引っ越したので転校しましたが、

息子は今では、その女の子に手紙を書きたい、遊びたい。と言っています。

子供同士のわだかまりは解けたようですが、向こうのお母さんが、子供同士仲良くしていた時とは態度が急変、なんで学校にまで話がいったのよ!!と怒り心頭な様子が納得いきません。

でも転校したのでそのお母さんとは関わりがなくなりました。転校したといっても、隣の校区で自転車でも行き来できる所に引っ越したので、息子はまた遊びたい。

と言っていますが、お母さんのあの態度の豹変ぶりが苦手で、できれば転校を機に関わりたくない。

でも、子供同士は、傷つけ傷つけられても保育園のころからの仲良し。子供の気持ちは尊重したいけど、なんだかなぁ。といった気分です。

この場合の対処法

この場合、ひとつ間違えば大きな事故になりかねないことでした。

学校からの指導が入ったのも、このことがきっかけで「登校拒否」となっているので当然のことですね。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

今までの話しからすると、かなり特殊な体験談でしたね。

しかし、あくまでも母親が客観的に過ごしたことで、子供たちに「しこり」を残さなかったようでよい結果だったではないでしょうか。

女性・40代・mmさんの場合


なるべく避けるようにしています

息子が小学1年生の時に、近所の子供とよく遊ぶ約束をするようになりました。なるべく外で遊ぶように言ってもわが家で遊びたがりました。

雨の日以外は公園で遊ぶ遊べない時はダメ17時には帰る、という約束事を作ったのですが、本当にしつこいし、下の子が風邪で寝ている時でも家に入りたがります

自分の家はお母さんがダメというし、18時半までに帰ればよいと言います。

その子のお母さんは顔を合わせるとお礼を言ってはくれますが、「外で遊べって言ってるのに友達の家に行っちゃうの~ごめんね~」軽い感じです。

あまり波風たてるのも嫌だし、ストレスがたまって疲れてしまったので、平日の放課後、週三回のそろばん教室をはじめました。

幸い息子はそろばんを気に入り、そろばん教室の入っている児童館で教室終了後に友達と遊ぶのも楽しかったようで、喜んで通っています。

ストレスになる子とはすれ違いになり、あまり遊ばなくなりました。考え方の違いを無理にすり合わせようとするより、避けたほうが楽なように思います。

この場合の対処法

この場合、怒りに向き合うのではなく、うまく「道」を作った対処法ですね。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

こうして、「怒り」に向き合うのではなく、自然な形をとって、物事を避けていくのも

上手なアンガーマネジメントではないかと思います。

女性、30代、こずえさんの場合


自己中な親子

隣に住んいる、娘の友達はまだ幼稚園児です。毎日幼稚園からバスで帰ってきたら、うちに遊びに来ます。

しかも2人の姉妹が毎日来るのです。お隣さんは共働きで、家にはおじいさんがいて、孫を迎えるのですが、おじいさんも庭で畑仕事にいったり、孫を真剣には見ません

だからうちの娘と遊びたいと毎日来るのです。私もお菓子を出したりしてあげますが毎日となるとイライラしてきます。

いつも来てはおもちゃを壊したり、お菓子は食べっぱなしでゴミもそのまま。おとなしい女の子達ではなくやんちゃで動きまわるので、外に出たり入ったりドアを開けっ放し

外に出たら危ないので見てあげないといけないので、私の家族の夕飯の準備も遅れがちです。

かといってお隣の両親はありがとう。の一言も言って来ないので、私も正直期待せずに子供も適当に接しています。

毎日お菓子くれ、とおもちゃで遊びたい。と家に来るので、最近は「おばちゃん今から出掛けるから」「赤ちゃん(うちの末っ子)寝てるから遊べないね」をついて帰ってもらいます。

まだ幼稚園生だから手がかかるから、私も疲れるのです。小学生2、3年生になったら子供同士で遊んでも何も言わないでおこうと思いますが。今は子供の保護者が見守ってほしいです。

この場合の対処法

この場合、お隣さんの完全育児放棄ですね。昭和の時代は、共働きなら近所に子供を預けてみてもらう。

ということもあったと思います。きっとおじいちゃんにもその考えがあるのでしょうね。

嘘も悪い意味で使わなければ、人を傷つけることもないですね。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

この場合は、アンガーマネジメントとは少し違った意味合いがあるように思います。

遊ばせたお礼をひそかに期待してしまっているぶん、余計に「怒り」に代わっているように見えます。

でも、誰も傷つけない嘘でしっかりと乗り切っていくのも、ご近所付き合いとしては大切ですね。

女性・20代・あやさんの場合


同じ歳だって

今でも平均身長よりも低いのですが、子供のころはうちの子は特に小さい子供でした。

小学校入学の頃にやっと100cmになったほどです。それでも幼稚園のクラスの誰よりもおしゃべりが達者でした。

その頃の話です。同じクラスにKちゃんという女の子がいました。Kちゃんはクラスのリーダー的存在でした。

年の離れたお姉さんがいた為か大人びた言動が目立ち(5歳児にしてスマスマをリアルタイムで毎週視る、など)、少々生意気な子でした。

私はと言うと先述のとおり、クラスで一番小柄なので、友達の様々なちょっかいにリアクションを取る様な子だったため、男女拘わらずよく弄られる対象になっていました。

ある日私はいつものように友達からからかわれていました。私としては別に嫌だなと思う事は無かったです。

しかし、Kちゃんがやってきてこう言いました。「いつもいつもやめなよ!あやちゃんまだ小さいんだよ!」さらに続けざまに私に駆け寄って

「だいじょうぶ?こわかったよね?(赤ちゃんに語りかける口調で)」と。

その時はあっけに取られていましたが、後になってなんだかすごくムカつきました。

それからKちゃんは卒園後は別の小学校に入学したので交流は有りませんでしたが、中学校で再会しました。

本人は何もなかったように接していました。きっと覚えて無いのでしょう。この件に関して復讐するとかは考えていませんが、これからも私は忘れないでしょう。

この場合の対処法

この場合は特に、物事に対して対処はしていないですね。

たまたま進学先が異なったということが、唯一の対処といえるでしょうか。

この場合アンガーマネジメントは有効か?

この場合、ママが「忘れない!」といまだに思っているため、うまくアンガーマネジメントを使えていない状態ですね。

子供同士がもうすでに忘れていることを、親が根に持っていても自分が損をするだけかもしれません。

 

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